【まえがき】からもう笑ったわあ…

ー抜粋ー
本屋に並んでいる恋愛論に書いてあることはほとんど同じ。何がつまらないって、周りの友達に言わせても対して変わりがないことをなんで1000円以上も出したこちらが”読まされなきゃ”いけないのか、ってこと。
しかも、根がひねくれているアタシは、それを書いた人の”素敵な恋をした私”とか、”(恋愛ベースの)めくるめくセックスに酔う私”といった自意識に辟易せずにはいられないの。
「どうしてアンタのナルシシズムに付き合わされなきゃいけないのよ」って。
ブランドものに身を固めて「どう?」と分かりやすいポーズをとって失笑買ってるような人のほうが、その分かりやすさの分、どれだけ愛すべき存在か知れないわ。
だいたい恋愛って、美しいの当事者から見た場合のみでしょ?


って、ゲイのオネエが書いてる。
連載が2001年あたりだったようだから20年以上前か。
高山真さん。
ご病気で亡くなられたとか。

口語文調なのでたまに頭に入ってこなくなるんだけど、エッセイだし仕方ないのかな。
まあでも面白い。
私にはね。
すっげー生々しいからほぼ官能小説(笑)

なんでこれ買おうと思ったんだっけなあ…ごく最近だったんだけど…
何かしらがないとここまでたどり着けないよな(;・∀・)

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